若手勤務医は転勤族という側面があり、医師家庭の悩みの種でもあります。
本記事では、医師転勤族はどのような実態なのか、妻の目線でお伝えします。
ぜんぜんイメージ無かった。
あまりイメージの無い方向けに、わたしが結婚前想像もしなかった転勤の多さをリアルにお伝えします。
こんな方におすすめ
- 勤務医の転勤事情を知りたい方
- 転勤族の方
- これから転勤予定の方
- 医師と結婚予定のある方
この記事からわかること
- 若手医師がなぜ転勤族であるのか
- 転勤族医師にまつわるQ&A
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なんで医師は転勤族なの?
医師が転勤をする理由は様々です。
とくに若手医師に限っては
- 医局に属している
- 医局の指示のもと、関連病院へ派遣される
- 専門病院で専門を磨き上げる
- 様々な病院で勤務経験を積んでいく
- 医師としてのキャリアを高めてていく
- 新設病院や科で人手が足りない
といった理由から、転勤を命じられます。
とくに、医局員である医師は転勤がつきものです。
ちなみに筆者は、結婚前にこんなにも引越をするとは想像もしていませんでした。。。
転勤族医師の実態 Q&A 8問
医師の転勤にまつわる頻度やお金に関して一問一答で紹介します。
Q1. どのくらいの頻度で引越するの?
早い医師で着任から半年で異動が言い渡されます。だいたい1~2年毎が多い印象です。
筆者の転勤歴
出戻りとなっています。
医師やその家族は、同じ街に住んだり出たりします。
Q2. いつ異動するの?
ほとんどは年度変わり、次いで10月異動が多いです。
中には何でもない月に突然異動を言い渡される医師もいます。
Q3. どこへ異動するの?
教授や医局の人事下にある病院へ異動します。
- 都市圏・中核都市にある市中病院
- 大学病院
- 専門科のある特化型病院
などを行ったり来たりします。
Q4. 引越費用はどうしているの?
筆者の場合は次のとおりです。
✅大学への異動→引越費用が出ない
✅大学以外の病院へ異動→引越費用が出る
大学以外の病院は、基本人手が足りていないので、医局人事であれ医師が着任することはウェルカムです。ですので引越費用は全額出してもらえました。
Q5. 家賃補助は出るの?
- 大学→家賃補助ナシ
- 大学以外の病院→家賃補助アリ
関連病院への異動では供与してもらえました。
Q6. どんな家に住んでいるの?
- 家選びに関しては自由
- 基本、勤務先の病院から徒歩や車通勤の範囲内に住む
【医師の転勤先住居】
✅賃貸
✅実家暮らし
✅持ち家
→どこに住んでも構わない。
→会社員は住居規定が厳しい印象があるが、医師の場合は制限はない。
ちなみにわが家では、セキスイやダイワの賃貸を選ぶようにしています。
転勤ありきの医師は、手続きの簡便性・住み心地などを考慮した賃貸えらびが望ましいです。
参考医師の賃貸選びについて別記事参照ください。
Q7. 社宅などはあるの?
- 社宅保有の有無は病院によって様々
- 医師は当直やオンコールで病院へ行く頻度が高いため、社宅は優先して入居できる
👇残念ながら社宅完備の病院でも下記のような問題があります。
【医師が社宅をえらぶ際の注意点】
✅社宅や設備が古い
✅ご近所さんが職場の人=医師の上下関係の人となる
✅社宅の家賃が意外と安くない
→家賃補助をもらって他の賃貸に住んだほうが良いケースも
Q8. 引越準備は誰がしているの?
筆者の場合、100%妻の役割となっています。
医師の夫は長時間労働が常態化しているため、引越をはじめとした家庭おける役割は妻が一手に引き受けることになります。
転勤先の病院によっては、引越費用をすべて負担してくれることろもあります。
自費かどうかで引越予算の使い方が大きく変わります。
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まとめ
転勤族医師とは
- 医局員の医師は転勤がつきもの
- 短いスパンで転勤をくり返して、経験値を積む
- 大学の家賃・引越補助は乏しい
- 医師の転勤は妻の下支えが前提で成り立つ
私がブログを始めた理由の1つが、あまりにも引越が大変な上、医師転勤族の引越情報が無いことがあります。
同じ境遇の方へなにかお役立ていただけたら幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました🎶
END