医師夫の帰宅時間はなぜ遅い？｜医師の激務事情を妻が解説！

医師妻歴3年の筆者が「医師夫の帰宅時間なぜ遅い？」について考えます。

医師の夫は、毎日帰宅が遅いです。

ほかのご家庭もそうなのかな？

ちー

今回は、外科医局員の夫が、なぜ帰宅時間が遅いのかシェアします。

過酷な労働を強いられていて、そのしわ寄せが本人のみならず家族にも莫大な影響をおよぼしています。

びっくりするほど医師は大変な職業です。

会社員を経験した妻だからこそ、勤務医夫の激務を身内目線だけど客観的に見ています。

このはたらき方が何年も続くのは、家族としてツラいです。

2020年度　夫の勤務実態　平日編

昨年度勤務していた病院は、時間外勤務を各人が集計して提出するというシステムの病院でした。

そのため、1年分の夫の帰宅時間などが履歴として残ってあります。

あくまで一個人医師の勤務例としてご覧ください。

【結論】なんで医師は帰宅時間が遅いの？

※帰宅時間は、医師の専門科によって大きく変わります。

ちー夫

緊急手術といっても、もはや日常が緊急手術です。

手術以外にも急変患者さんの対応・手術説明など遅くなる理由は様々です。

平日の勤務終了時間

1年間の平均勤務終了時間は20時15分でした。

後述しますが、超遅い日もあれば、稀に定時帰宅もあり、トータルの時間は20時台となりました。

仕事終わりが20時でも、帰宅時間は通勤も考慮すると21時すぎとなります。

出勤時間は？

7時～7時30分に自宅を出ます。

曜日によって多少かわりますが、月曜日は早い傾向にあります。

ちー

朝は7時出勤、帰宅は21時．．．ざっくり14時間は仕事時間？！

2020年度　大変だった呼び出し（オンコール）・帰宅遅い日

オンコールとは一旦帰宅後呼び出されること＝自宅待機です。帰宅が遅くて大変だった日ランキングです。

ちー

1位の20時間労働は、記憶に残っています。

待てど暮らせど、夫の仕事終わりLINEが来ないのです。

どうにかこうにか、明け方帰ってきて、ソファーでぐったりしている夫を発見。

相当なハードワークだったと悟りました。

医師の勤務実態　休日編

医師の勤務形態について、休日について深堀していきます。

休日の勤務割合

✅土日祝のうち、当番や当直、コールによる呼び出しで病院へ行った割合は8割でした。

✅1か月間の土日祝のうち、完全な休みは1日～2日あるかないかの割合です。

ちー

昨年度は完全休みは月1日くらいでした。

土日なのに1日中働く日もあれば、1時間～午前で仕事が終わる日もあります。

当直の割合

✅昨年度は月4回のペースで当直がありました。

✅当直の内訳は、常勤病院2回、外部病院が2回のペースでした。

✅当直は平日・週末問わず入ってきます。

ちー夫

当直とは、病院に泊まって呼び出し対応することです。

当直日、妻は1人寂しく家にいることとなります。

ちー

有給休暇は何日とった？

有給休暇は20日程付与されました。

【わが家の有給休暇使いみち】

✅1～2か月に1日のペースで消化

✅年度末に5日連続消化（異動引越のため）

✅使い道は、妻の実家へ帰省や誕生日、人間ドックなど

✅1年間でトータル10日消化

ちー

有給余っているの勿体ない！

ちーに言われて前よりも有給取得するようになったけど。

ちー夫

筆者は会社員を経験しているので、有給を余らせる勿体なさを理解しています。

一方、夫は有給含め福利厚生制度について分かっていません。

医師は土日も普通に休めないの？

ちー

予定が決まったら、早い段階で有給取得・土日勤務を外してもらうように先生達と相談しておきます。

土日休み、じつは医療業界では当たり前ではありません。普通の週末に休みをもらうのも一苦労です。

当直や土日の当番はどうやって決まるの？

ちー

病院から渡される勤務表が兎に角分かりにくい！

うちではカレンダーに転記して、トイレに貼っています。

医師夫の激務対策

医師はハードワークですので、妻が出来ることとしては夫を少しでも楽にさせることです。

【妻が夫に対して出来ること】

ちー

細かいことは沢山ありますが、大枠でこの2つだとわたしは考えます。

健康管理

✅疲弊した夫の体力回復のための食事

✅時間の無い夫のための帰宅後のスムーズな身支度

✅仕事に集中してもらうための雑務遂行

参考帰宅のおそい夫のための食事術まとめています。

資産管理

✅夫の長時間労働＝対価は給料

✅資産運用を上手にすることで、選択肢を増やしておく

✅医師というアドバンテージを活かした早期からの資産運用

ちー

激務夫の救済措置として資産管理は一見関係なさそうに感じますが、わたしは最重要と捉えます。

現状をすぐに変えるのは難しいですが、将来の選択肢を増やすために資産について真剣に考えたいです。

医師は忙しいため、資産形成について真剣に考える余裕がありません。夫が激務の末得た給料に、妻が付加価値＝資産運用をするのが、夫に対する最大限の還元ではないでしょうか。

まとめ

ちー

医師の長時間労働は当たり前と思ってはいけません。

現状を冷静にとらえつつ、先回りして対策をうちたいところです。

参考勤務医を激務にさせる飲み会・バイトについても解説しています。

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本日もご覧いただきありがとうございました🎶

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