医師妻歴3年の筆者が、妻目線で医師の飲み会事情を紹介します。
なんでだろう?
今回は、妻目線で医師の飲み会文化について深ぼりします。
飲み会があった頃、世の中は平和だったんだな、と思い返します。
これからの飲み会復活におびえる妻が、医師の飲み会について考えました。
こんな方におすすめ
- 医師の飲み会事情が知りたい方
- 医療関係者さん
- 医師と結婚予定の方
この記事からわかること
- 医師の飲み会事情とは?
- 夫の人生を変えた飲み会
- 妻にとっての夫の飲み会とは?
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医師の飲み会にまつわるQ&A
なぜ飲み会するの?
夫はよく、このようにボヤきます。
そもそも、『誰との飲み会』によって目的が全く異なります。
- えらい先生との飲み会
➡仕事
- そのほかの医師やコメディカルとの飲み会
➡親睦を深める、情報交換の場
【妻が考える医師の飲み会が多い理由】
- チームワークで成り立つ職場だから
- 人間関係・空間が限られた職場だから
- 上下関係が根強くある世界だから
- ストレスがかかる職種だから
- 普段忙しすぎるためコミュニケーションを図る機会を別で設けるため
- 異動・転勤などで人の動きがあるから
飲み会の頻度は?
※コロナ前の状況です。
- 年末・年度末・月末・週末は飲み会が増える
- 一番多かったときは、週4回
- 平均して週1回は飲み会があった
飲み会好きの先生がいたら巻き込まれます。
何時まで飲み会するの?
- 19時~21時に参加、23時過ぎに解散
- 夫は外科のため、遅れて参加が多い
- 週末の飲み会は日付が変わることも
- 1次会で目一杯ねばる
飲み会多すぎると本気で寿命縮む。
支払はどうしているの?
- 目上の先生が払ってくれることが多い
- 多職種の人がいる時、医師は問答無用で1万円~
- 年間30万円以上、飲み会に消える
1回の飲み会で、うな重2人前 食べれるじゃん。
毎度の飲み会で、うな重を食べるチャンスが失われます・・・。
誰と飲み会するの?
【医師の飲み会メンバー】
①医師同士
- 偉い先生
- 医局員の医師
- ローテーションの後輩医師
- 他科の先輩医師(部活のOB)
- 研究プロジェクトの医師
②看護師
- 病棟
- 外来
- その他
③その他コメディカル
- 受付さん
- 秘書さん
- 検査科
- 救急隊
どんな店で飲み会するの?
- 参加メンバーによる
- えらい先生の時は単価の高い店
- えらい先生がいなければ、普通の飲み屋
医師あるあるです。
ちなみに現在は?
- 2020年、2021年は飲み会はほぼゼロ
- その代わり、年末や異動の3月は病院内で簡素な打ち上げを行った
時間・お金・体力をセーブできます。
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夫の人生を変えた飲み会
ここまで、医師達の飲み会の概要を解説しました。
妻目線から見たら、夫の飲み会は迷惑がっていると思われそうですが、そんなこともありません。
医師は多忙であるがゆえ、自分の人生を決めるキッカケが飲み会にあるということを夫から聞きました。
忙しい医師が、じっくりとキャリアについて相談できるのが飲み会の場なのです。
何がどう夫の人生を変えたのか
- 夫がまだ学部生だったころ
- 部活OBの教授の飲み会や自宅食事会に参加
- その教授にかわいがってもらう
- その専門や医局に対する理解が深まる
- 現在、その医局に属し専門を目指している
と、教授は医局の食事会のとき言っていました。
さっぱりしていてすばらしい教授だし、他の医局員の先生たちもいい人ばかりなんだ。
教授の人間性や医局の雰囲気に惹かれて、夫は今所属している医局をえらびました。
妻となってから、他科の食事会に1度だけ参加したが・・・
- 科によって飲み会の雰囲気が全然ちがう
- 飲み会に参加した科は超体育会系
- 若手に食事が回ってこない食事会・・・
- 肩肘はった、疲れる食事会だった
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【ホンネ】妻にとっての医師夫の飲み会
でも、やっぱり飲み会があるのは正直面倒です。
飲み会があることを告げられると
- ただでさえ生活リズムが不規則な医師をサポート
- 飲み会があると余計にリズムが崩れる
- 妻の仕事が増える
- 当日、急に言われることが多い
- 夕食の用意など、予定の急変が必要
夫の飲み会の時、妻がやること3つ
①送り迎え
- 送りける➡帰宅➡迎えに行く➡帰宅
- 飲み会の送り迎えは自宅と2往復になる
2往復が面倒なのでカフェで待機することもありました。
・本を読んだり
・調べものをしたり
夫の飲み会待ちの2時間のカフェタイムは、思いのほか有意義だったりします。
ひたすら車の中で待機するとこともありました。
②飲み会費を渡す
わが家では小遣い制をとっていないのでその都度、お金を渡します。
③必要な飲み会なのか確認
- 誰との飲み会なのか
- 何時に終わるのか
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まとめ
医師にとっての飲み会とは
- 医師の飲み会は様々な目的がある
- 医師同士だけでなく、さまざまな医療職種のひとと飲み会がある
- 夫は飲み会で医局選定の決め手となる
- 医師にとって人生をも左右する飲み会もある
- 妻にとっては仕事が増える
コロナ禍になって飲み会がない今だからこそ、それまでの飲み会について冷静に考えてみました。
飲み会があるというのは、平和な世の中の象徴です。
2022年はどうなるのでしょうか?
END