医師妻の仕事/副業

医師の学会参加と妻の仕事

2021年7月6日

医師妻歴3年の筆者が、『夫の学会参加時、妻がやること』について解説します。

 

夫の学会シーズンが始まったけど、他の妻さんは何か準備されているのかしら?

 

帯同する人もいるのかな?

 

問題

忙しい夫に代わって、学会参加時の準備はどんなことをするべきでしょうか?

筆者自身、結婚間もないころは何をするべきか分からずバタバタと効率の悪い作業をしていました。

 

ちー
今回は、私の経験談をもとに実際に準備をするプロセスを紹介していきます。

後半では、実際に学会帯同したエピソードを盛り込んでいます。

3年間、実際に準備や学会帯同を経験することで、妻として何をすべきか見えてきました。

 

こんな方におすすめ

  • 医学学会がどんなものか知りたい
  • 学会所属・参加で妻がやるべきことが知りたい
  • 医師と結婚予定の方
  • 学会帯同している人の話を知りたい

 

【この記事を書いた人】

ちー

  • 医師妻歴3年・アラサー
  • SNS発信9か月目
  • 医師妻の問題意識を発信
  • 知的・前向き・効率的な医師妻を模索中

本日の内容

  • そもそも医学学会とは
  • 学会参加が決まった後の流れ
  • 学会参加エピソード

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

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そもそも医学学会とは

ちー
私は傍からサポートしていて中の世界は知りません。

妻目線での解説ということでご覧ください。

 

【妻から見た医学学会】

  • 『所属』する側面
  • 『参加』する側面

 

 

『所属』する側面

✅若手医師のうちから複数の学会に所属する

✅1万円前後の年会費が発生する

✅費用負担は自費か所属病院の予算など

 

ちー
年会費だけで合計10万円ほどです。

所属によって、供与してもらえるかどうかが変わります。

 

今年は自腹だから、地味に負担だよな。
ちー夫

 

 

もっと詳しく

【学会”所属”に関する妻の仕事】

✅所属変更手続き

✅支払履歴管理

✅年会費振込

✅所属病院から出してもらえる場合、支払明細や申請書を提出

✅パスワード管理

 

ちー
忙しい夫に代わって管理しています。

 

 

『参加』する側面

✅各学会が、1年に1~2回学術集会を開催

✅夫が参加するかどうかは、医局の先生方が決めている

✅数か月前から、演題をエントリーしておく

✅発表する時もあれば、参加だけの時もある

✅若手医師はポスターなど小規模な発表

肩書が上がるに従い規模の大きな発表をする

パソコンに熱中する人のイラスト(男性)

ちー
突然、帰宅が遅い日があると思ったら、演題締め切り日だったりするよね。

 

普段忙しいから、締め切りを忘れたり、まとめるの大変なんだよ。
ちー夫

👆突如、PC作業を黙々とし出す日は、演題締め切りが近い

 

もっと詳しく

『○○学会 学術集会はコチラ』といった看板見たことありませんか?

✅開催都市のホテルや駅に掲示

✅学術集会は日本全国で開催

✅大都市圏だけでなく地方都市など日本各地で開催

 

ちー
たまに旅行先や自分の住んでいる街で見かけます。

『今回はここで開催しているのか』と見ちゃいます。

 

 

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学会参加が決まった後の流れ 5ステップ

 

step
1
スケジュール調整

step
2
秘書さんに問合せ

step
3
宿・交通手段の確保

step
4
現地のスケジュール確認

step
5
終わったら精算

 

①スケジュール調整

 

 

 

 

 

木・金・土開催がオーソドックス

1泊2日~2泊3日が一般的な参加日程

✅前後の仕事や自身・上の先生の発表によりスケジュールが決まる

 

 

②秘書さんに問合せ

✅所属が変わったら、最初の学会参加時にルール確認したほうが良い

✅交通費、宿泊費、参加費は供与してもらえるのか

精算上のルール確認

 

ちー
費用を供与してもらえるかどうかで、利用するホテルや移動手段を安く抑えることも検討します。

支出に大きく関わるので事前確認は重要です。

 

 

③宿・交通手段の確保

前述項目の確認とれたら、次は宿と移動の確保です。

✅参加学術集会のHPを確認

✅開催場所の確認

✅会場のホテルか、会場からアクセスの良いホテルを選択

✅移動は車・飛行機・鉄道から最適なものを検討

 

もっと詳しく

学会特設サイトホテル予約サイト、どちらがお得?】

🔶学会特設サイト

メリット

  • 学会特設サイトはJTBなどが仲介している
  • 会場か会場近隣のホテルを押さえている
  • 予約サイトよりは安くないが、朝食付き

デメリット

  • 良い日程から埋まっていく

👆必ず宿泊の案内がある

~第83回日本臨床外科学会総会HPより~

 

🔶予約サイト(楽天・じゃらんなど)

メリット

  • 学会特設サイトより安い
  • 自分のもっているポイントも使える

デメリット

  • 良い日程から埋まっていく
  • 学会側が押させていて、会場ホテルは予約できないことも

 

ちー
私は学会サイトのホテルラインナップを見てから、予約サイトと比較して決めていきます。

 

僕みたいにあれこれ比べない人は、学会サイト予約が無難そうだな

ただし良い日程は早々に埋まっちゃう。

ちー夫

 

学会特設サイトは、家族同伴を前提に【シングル】か【ツイン】が必ず用意されている。

 

 

 

④現地のスケジュール確認

✅夜、会食があるのか

✅何時から発表なのか

✅最終日はフリーなのか

 

ちー
実際のところ、現地に行ってみないと当日の行動予定は決まりません。

基本、夫は学会に出ずっぱりと思っていたほうが良いです。

 

あれ、一緒に来る前提の話になっていない?
ちー夫

 

 

⑤終わったら精算

✅交通費・宿泊費の領収書提出

✅カード明細の提出が求められることが多い(PPTにカード明細添付などで対応)

✅精算が完了し振り込まれるまで、大学だと3か月は要す

✅紙などの領収書が無い場合、秘書さんにメール添付だけで済むことも

 

ちー
会社員時代と比べると、精算方法は超アバウトに感じます。

 

もっと詳しく

【家族が帯同した時の精算方法】

✅夫・妻の旅費はきっちり分けて精算

✅ホテルに宿泊した時は2名の名前でつくって提出

✅飛行機や新幹線などは2名予約せず、1名ずつ個別に予約する

→席を隣同士にしたい時は1人目の座席番号をメモし、スムーズに2人目を予約

 

 

ちー
今まで精算関係で指摘されたことは一度もありませんが、きっちり精算したほうが秘書さんの心象も良いと思われます。

 

 

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学会参加エピソード

 

ちー
夫の学会帯同で行った地は北海道から九州、海外などです。

普段行くことのない地ばかりで、とても貴重な経験となりました。

その中から印象深いものを2つ紹介します。

 

※2020年以前のエピソードとなります。

 

その1 義理母と3人で参加

✅LCCを使う

✅開催地は地方都市

✅夫が学会参加時、義理母と2人で市内観光

✅夜は夫と3人で食事

✅最終日の夜は、教授を交えて4人で会食

 

ちー
LCCに乗り遅れそうになったり、教授と食事会したり、義理母と観光したりと

楽しくもドタバタで一番強烈に覚えている学会帯同でした。

 

もっと詳しく

【学会発表ポスターの持ち運びについて】

に入れて持ち運ぶ

✅たまたま、LCCを利用した学会移動で持ち運びが必要だった

筒の長さがオーバーして追加料金が数千円かかった(往復)

✅後日、ダイソーで330円で発売していることが判明

ポスターは可能であれば事前配送するか処分できる筒を用意しておく

👉学会終了後、現地でポスターと筒ごと処分

 

ちー
LCCに乗る当日、ポスターの筒があることが判明。

筒のせいで追加手続きがあったり、そもそも時間がギリギリになってドタバタでした。

 

LCC、次回はナシだな。
ちー夫

👆そもそも、ポスターあるの先に言って!

 

飛行機に搭乗時、ポスターも持ち運ぶ際は事前確認がマスト!

 

 

その2 海外学会へ帯同

✅豪州での学会

✅ストップオーバーの地でも軽く観光

ウェルカムパーティーがあったが、簡素な立食だった

✅医局の先生方と現地で観光もした

✅トータル1週間弱の旅となった

 

ちー
ウェルカムパーティーは家族の追加料金も高かったのに超質素な立食でした。

服装も浮いてしまい、なんだか期待外れでした。

 

あれはボッタくりだったな。
ちー夫

 

もっと詳しく

【マイルを貯めよう】

✅学会帯同の飛行機代、妻の分はもちろん自費

✅マイルを使うことで、予算を気にせず対応できる

✅筆者はANAカードをメインカードに使っている

✅海外旅行も持ち出しが殆ど無く飛行機に乗れる

 

 

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まとめ

医学学会とは

  • 所属と参加する側面
  • 医師にとっては日頃の臨床成果を発表する場
  • 多忙な医師において貴重な親睦を深めたりガス抜きする時間
  • 妻にとっては事前準備や精算の役割を担う
  • 家族が帯同することもある

 

ちー
いかがでしょうか。

学会は様々な準備が必要な一方、貴重な経験を与えてくれました。

世の中が落ち着いて、以前のような活発な機会があることを強く願います。

 

参考夫のサポートについて別記事もご覧ください。

 

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